中学受験 算数 できない 子 の10個の特徴とその対策方法まとめ スマホを閉じてすぐ実践できることから受験まで使えることまで
中学受験 算数 できない という悩みをお持ちの方。
算数が できない 子にありがちな特徴とそれがなぜいけないのか、また対策法までお伝えします。
この記事を読んだらすぐに実践できるものもあるのでぜひ試してみてください。
この記事の内容
- 中学受験 算数 できない 子の特徴1 計算間違いが多い
- 中学受験 算数 できない 子の特徴2 計算を全て筆算でする
- 中学受験 算数 できない 子の特徴3 文章を読まない
- 中学受験 算数 できない 子の特徴4 かけ算するかわり算するか間違える
- 中学受験 算数 できない 子の特徴5 ノートに式と答えしか書かない
- 中学受験 算数 できない 子の特徴6 ありえない答えでも気にならない
- 中学受験 算数 できない 子の特徴7 解法を覚えようとする待ちの姿勢
- 中学受験 算数 できない 子の特徴8 見たことがない問題を諦める
- 中学受験 算数 できない 子の特徴9 うろ覚えの公式で解こうとする
- 中学受験 算数 できない 子の特徴10 図形がキライ
- まとめ
中学受験 算数 できない 子の特徴1 計算間違いが多い
とにかく計算間違えが多い子は算数が できない 子が多いです。
わからないと思っているところの多くが途中の計算間違えで考え方はあっているのにということもありますがそれに気がつかないレベル。
意外かもしれませんが間違えている計算の多くは整数のたし算ひき算かけ算わり算で、とくに引き算とかけ算はよく間違えている印象があります。
対策としては毎日の計算練習、可能なら整数の計算練習に取り組みたいです。
学年に合わせた計算ドリルに毎日少しずつ取り組みましょう。
整数計算は今のところ百ます計算が効果的です。
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中学受験 算数 できない 子の特徴2 計算を全て筆算でする
計算を筆算でする頻度が高い子は算数が できない ことが多いです。
因果関係が逆で、できない から筆算をするのだと思われがちかもしれませんが いつまでたっても筆算で解くからこそできないのだと思います。
筆算は思考停止の計算です。それに対して暗算をしたり計算を工夫したりするときには頭を使わないといけません。
慣れていないとそちらのほうが時間がかかるのですが、習得すれば速さだけでなく精度も暗算の方が高くなります。
筆算は書く回数が多い分、書き間違えがおこりやすいのと、思考停止している分間違えに気がつきにくいデメリットがあります。
また、暗算できる子はふとあっているか確認したり、ほかの問題で解き方を試したりといったことも頭の中でできてしまいます。
筆算するしかない計算はもちろんありますが、テスト以外は筆算を使わないくらいのつもりで練習したほうがいいかもしれません。
計算の工夫についての記事もご覧ください。
中学受験 算数 できない 子の特徴3 文章を読まない
文章を読まない子は 算数が できない ことが多いです。
読み落としは誰でもある程度しょうがないですが、最初から読んですらいない子が意外に多いです。
大人からしたら驚きですが、かいてある数字と~ですか ぐらいしか読んでいないのです。
例題と同じようにここの位置の数字とここの位置の数字をたしてから2で割ればいいんでしょという思考を平気でしているのです。
ひとつには小学校での学び方もあると思います。
先生の真似をすればいいんだよと教えられてきた子はそれが学習だと本気で思っていますから。
その件については上の記事をご覧下さい。
対策としては問題を見ていきなり式を書くのではなくまず図を描かせるようにするべきです。
図というか最初は絵で構いません。
りんご三個と言われたらりんごをかく。
時間がある時期ならそこで脱線して上手なりんごの描き方の話になってもいいぐらいです。
3年生の子に算数はきらいだけど絵を描くのはすきだから先生の算数の授業は好きですと言われたこともあります。
ぜひ絵を描かせてください。
中学受験 算数 できない 子の特徴4 かけ算するかわり算するか間違える
算数 できない 子は何算したらいいの? と聞いてくることがあります。
それを考えることが問題だと思っていないことに驚かされます。
そしてかけ算したらいいのか、わり算したらいいのかわからなくなります。
そもそも文章題でわり算なんてしなくていいです。悩んだら必ずかけ算で式を作るようにしましょう。
【必見】かけ算、わり算の文章題が苦手な子に絶対おすすめな、あらゆる問題で使える解き方
上の記事に詳しく書いていますが解き慣れた問題以外はすべてかけ算で式を作りましょう。
中学受験 算数 できない 子の特徴5 ノートに式と答えしか書かない
算数 できない 子のノートには式と答えしか書いていないことがとても多いです。
実は答えしか書いていない子はむしろすごく出来る子の場合もすごくやる気がない子の場合もどちらもありえるのでわかりません。
しかし、式と答えしか書いていない子は できない 子 です。
どちらかというと少し真面目でちゃんと式は書くように言われてきたからそれだけは守っているという感じですね。
ただ算数を解くには式はむしろどっちでもよくて大事なのは図だったり言葉で整理したりすることです。
規則性の問題だったら数字を順番に書く事、場合の数の問題だったら順番に書き並べていくこと、食塩水の問題だったら図や言葉で整理していくことが大切です。
平面図形の問題なら図形を描くべきですしね。
式しかかかないからわからなくなるのです。ノートにはいろいろ書くようにしていきましょう。
上であげた、規則性、場合の数、食塩水、平面図形の単元は算数の成績をあげるきっかけになりやすいわりと得意にしやすい単元です。
学習の仕方もその過程で学べます。下記の記事をご覧下さい。
中学受験 算数 の 単元 全体像を把握することで戦略的に学習する単元を決めて偏差値を上げることをめざしませんか
中学受験 算数 できない 子の特徴6 ありえない答えでも気にならない
ありえない答えを書いて平気でいられる子は 算数 できない 子です。
一番多いのは速さですね、車の速さを時速400kmと平気で書いてきます。
答えの出し方を一生懸命覚えているだけで、それがなにを表しているか全く考えていないケースが多いです。
お金、重さ、速さ、濃度など算数で扱う数値が日常でどんな風に使われているのか会話の中でも対策できるところでしょう。
とりあえず今日は助手席にお子さんを乗せて速度メーターを見せてあげて欲しいです。
お買い物もお子様がお金をだしてみましょう。
中学受験 算数 できない 子の特徴7 解法を覚えようとする待ちの姿勢
算数 できない 子は授業中も解き方を待っています。
解き方を待つ姿勢はどこで覚えてくるのでしょうか。
ひとりで学習するときもわからなかったら解き方を覚えるという方向になりがちです。
自分で考えて答えを出してみることが一番大切で、それができないなら算数ではないです。
自分の力だけでできる問題に戻るのが一番です。5年生ならその時間もとれます。
解法暗記で乗り越えたところはそこから成長しません。
それで済むような定番問題もありますがひねられると絶対にできなくなります。
暗記ではなく考えて納得して進むことを最優先してください。
終わりきらなくてもそれができていれば少しずつできることは増えていきます。
中学受験 算数 できない 子の特徴8 見たことがない問題を諦める
算数 できない子 は見たことのない問題をすぐに諦めます。低学年だと知らないから解きたくないと発言することもあります。
自分で解いたことがないことから来る症状で、6年生になってから気がついてもなかなか修正する時間がありません。
家庭学習で解く問題の数を減らし、自分で考えられる時間を確保しましょう。
算数は見たことがない問題に頭を悩ます時間が絶対に必要です。
中学受験 算数 できない 子の特徴9 うろ覚えの公式で解こうとする
算数 できない 子はよくうろ覚えの公式を使います。
これが算数得意な子だとどうなるかというと、うろ覚えだったら公式を使わずに解くのです。
公式というのはオフィシャルな式ではありません。たまたまいつも成り立つ式です。
成り立つには必ず理由があります。
理由を考えれば公式などなくても解けるのです。
得意で真面目な子なら解いてから公式を確認するでしょう。それが理想的な公式との付き合い方です。
中学受験 算数 できない 子の特徴10 図形がキライ
算数 できない と自覚している子が特に手をうっていない場合、一番嫌いなのは図形です。
逆に図形が好きな子は算数に苦手意識を持っていないケースが多いです。
ということでまず図形を対策しましょう。平面図形で構いません。
図形ほど学習してすぐに成果が出る単元は算数にはありません。
中学受験 平面図形 苦手克服 しないともったいない 実は偏差値を一番上げやすいのは図形問題で、どの偏差値層でもやる価値があるという話(4~6年生向け)
まとめ
10点個別にあげましたが、 算数 できない 子に広く共通して言えるのは自分の頭で考えていない、自分の手を動かして作業していないという点です。
どこで身につけた学習観かはわからないですが、算数が得意な子は自分の頭で考える時間が長いです。
主体的に考えるようにしましょう。
といってもいうのは簡単ですが、すごく難しいですね。
でも主体的に取り組まないといけない方法がひとつだけあります。
それは教える側に回ることです。
時間があったら子どもの生徒役に、それが難しければ友達と接する機会を増やしてあげてください。
友達同士で勉強の話をする子たちは必ずできるようになります。受身ではない学習を心がけてください。