中学受験算数勉強方法

【必見】かけ算、わり算の文章題が苦手な子に絶対おすすめな、あらゆる問題で使える解き方

 
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大手中学受験塾で主に算数の講師をしています。算数以外にも受験生の学習方法や進路相談などもしております。それらの業務で経験していることをお伝えしていきます。

こんにちは。TANUKIです。今回は算数の文章題が苦手な子向けの話です。算数が苦手な子が一番最初に陥りがちの「かけ算かわり算かわからない問題」の解決策です。

結論から言うと「式はすべてかけ算で書こう」という方法です。

わり算とはそもそもかけ算の逆算です。

12÷4は4になにをかけたら12になるでしょうかという問題なので4×□=12の□を聞いているのです。かけ算かわり算か区別せずにいつもかけ算で処理できてしまうのです。

1あたりの量の文章題なら

15gで60mの棒は1mだと何gですか。

1gを□mとしておくと15個分が15gだから

1gで□m

15gで60m

□×15=60 (式はかけ算で立てる)

60÷15=4m (ここで初めてわり算する)

速さの問題なら

時速40kmで8kmの道のりを進むのに何分かかりますか。

一時間で40km

□時間で8km

2時間なら×2で80km、3時間なら×3で120km

ということは□時間なら×□

40×□=8

□=8÷40=0.2時間

ここで

1時間は60分

0.2時間は□分

2時間なら2倍、3時間なら3倍なので0.2時間なら0.2倍

60×0.2=12分

周期の問題なら

1,2,3,1,2,3,1,2,3,…

と規則的に数字が並んでいます。これらの数を初めから50番目まで足したらいくつになりますか。

1+2+3がたくさんある。

3個ずつ繰り返すので3×□=50番目

3×16=48なので2個は繰り返しのあとに数が来る。最初の2つは1と2だから

(1+2+3)×16+1+2=99

こんな感じですね。わり算かかけ算か覚えて計算するよりよっぽど頭を使って自分で考えられます。最初はただやり方を覚えるより時間はかかりますが、それを見て周りがあせってはいけません。とても大事な部分です。確実に理解して進んでいきましょう。

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