毎週のテストは解き直しよりふりかえりが大切
こんにちは。TANUKIです。塾は新学年が始まってますね。
学習リズムが変わって慣れないまま、必死で授業についていこうとするあまり、テストを見直す時間が減っていたりしませんか。
そもそもテストの見直しなんてしてないよという人もいるかもしれません。今回は毎回のテストをどう力に変えていったらいいかという点についての記事です。
私が受け持つ子に指導しているテストの確認方法について4段階で説明します。特に大事なのはレベル3です。ポイントは『テストの解き直し』より大切なことがあるよというところです。
レベル1 テストの結果を見る
まずは自分の結果に興味を持つようにしましょう。親が言わなくても自分で見るor自分で見たがるようにしたいです。
レベル2 自分で丸付けをする
結果を見れば点数はわかりますが、どこが間違っているかすぐにわかる方法です。おうちの人が丸付けをするのはもったいないです。丸付けがいい加減で心配な場合は一度子どもが丸付けしてから、確認しましょう。
レベル3 解き直しではなくふりかえりをする
今回の記事のメインはこちらです。よくテストの直しと言われると、間違えた問題をもう一度すべて解いて終わりという子がいます。それ実に非効率的です。
特に自分で丸付けした場合は、避けたほうがいいですね。賢い子ほど自分が間違えた問題は印象に残るものです。しっかり考えた答えが違っていたら、正しい答えを無意識のうちに覚えてしまいます。そのあと答えを見ずに解き直しても頭の中に残っています。記号問題はもちろんのこと、算数でさえ、その答えに合わせて解答することが出来てしまいます。
なので分析を優先しましょう。大事なのは大きく2つの視点です。
1なぜ間違えたのか
2どうしたら次、正解できるのか
なぜ間違えたのかを言葉で残しましょう。正しい答えを書いておくことは頭を使いません。間違えた理由を明確にする癖をつけることが大切です。とくに落ち着いて考えたら出来ていたのにという問題を潰すためのステップです。
どうしたら次は正解できるのかを残しておきましょう。それが知識不足なら足りなかった知識を書いておくべきです。知識はあったが、考えが足りなかったら、どんな考え方が必要だったか残しておきましょう。
この2つがなにより大切で、ここに力を入れていけば必ず出来るようになります。
レベル4 解き直し
解き直しは『時間がなくて十分に考えられなかった問題』以外は基本的にすぐ解くのは非効率的です。忘れたころなら効果的ですが、それでも覚えていることもあるでしょう。なので、ふりかえりをしたあと、自分でテストとは少し変えた問題を作って解き直しましょう。それなら効果的です。
not解き直しbutふりかえり
分析することを大切に学習していきましょう。