中学受験算数勉強方法

中学受験塾で役に立つ予習と役に立たない予習をご存知でしょうか

 
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TANUKI
大手中学受験塾で主に算数の講師をしています。算数以外にも受験生の学習方法や進路相談などもしております。それらの業務で経験していることをお伝えしていきます。

こんにちは。TANUKIです。今回は『予習』をテーマにした記事です。

塾では『予習』はしなくていいですよと言われるけれど本当?

という問いに答えます。

結論からいいます。体感で7割くらいの人には必要ありません。

予習が必要ないレベルの子が予習をすると3つのデメリットがあります。

デメリット1 授業を全く聞かなくなるケース

これはかなりひどいケースです。おれもうやってあるからできるもーんというタイプです。何年かに一人います。無理矢理親が予習させているケースですが、将来性0です、通っている意味がありません。塾にとっても邪魔なので辞めてほしいと思われます。もしお子さんがこのパターンなら予習は絶対に無理です。即刻予習を辞めたほうがいいです。

デメリット2 授業が退屈だと感じてしまうケース

デメリット1ほどではなくても、元々できる子であれば予習してから同じ内容を受けると簡単だなと感じてしまいます。というか、この場合でも授業を受ける意味があまりないですよね。そこから自主的に新発見を探せるタイプの子であればギリギリ効果があるかもしれません。ただその場合であっても弊害がないわけではありません。

デメリット3 自分で考える機会が減る

真面目なタイプで予習をしてきたとしてもばっちり聞ける子も時々いますが、その子たちの多くは『一人で予習をしたわけではない』と思われます。初めてを手取り足取り教えてもらってからでないと授業を聞けない子はずっとそのままです。初めての内容の授業を受けると知らないことに出会います。そのときにたくさん考えることが大切なのですが、それを予習の時間にできているでしょうか。予習バッチリの子が最後にハマる落とし穴は思考力の欠如です。

さて、これらはすべて予習のデメリットでしたが、では授業についていけない3割の子はどう予習したらいいのか、予習させていいのかデメリットはどうするんだというところについて説明します。

予習というくくりに入れていいのかわからないですが、普段から授業についていけない子はまず『なにを学習するのか』だけ見ておきましょう。

それが前の週と関係のある内容なら、前の週をしっかり復習しましょう。一学年前に少し触れている内容なら、そちらをやりましょう。

授業についていけないほとんどの子は、ついていける子に比べて、『すでに習ったことの定着が甘い』ことがほとんどです。

授業についていけている子でさえ忘れていることもあるので、授業までにそれまでの学習の中から前提となる知識をしっかり確認しておけば授業にはついていけます。

なので予習は予習でも『予め学習する内容に関連した、既習部分を学習し直す』ことをやってみてください。

まとめ

・授業でわかるなら予習はいらない(デメリットいっぱい)

・授業でわからないなら予め既習分野を確認するという意味での予習をオススメする

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大手中学受験塾で主に算数の講師をしています。算数以外にも受験生の学習方法や進路相談などもしております。それらの業務で経験していることをお伝えしていきます。

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