中学受験 予習 するときは慎重に! 役に立つ 予習 役に立たない予習 家庭でしている予習はどちらですか?
中学受験 の 塾 は 予習をしなくていい というけど本当だろうか。そんな疑問を持ったことはありませんか。
今回の記事では理解に役立つ予習の仕方と役立たない予習の仕方を紹介します。予習をしようと思ったとき、あるいは既に予習をしている場合はぜひ一度この記事を読んでやり方を考えてください。
中学受験 予習 をしても役に立たないどころか害になってしまう場合がある
予習が必要ないレベルの子が予習をすると3つのデメリットがあります。
デメリット1 授業中になにもしなくなるケース
これはかなりひどいケースです。おれもうやってあるからできるもーんというタイプです。何年かに一人います。
話を聞いていないので予習していない内容にはついていけなくなります。授業後には結局、クラス一番出来ない子のできあがり。
無理矢理親が予習させているケースですが、将来性0です、通っている意味がありません。塾にとっても邪魔なので辞めてほしいと思われます。もしお子さんがこのパターンなら予習は絶対に無理です。即刻予習を辞めたほうがいいです。
デメリット2 授業が退屈だと感じてしまうケース
デメリット1ほどではなくても、元々できる子であれば予習してから同じ内容を受けると簡単だなと感じてしまいます。この場合でも授業を受ける意味があまりないですよね。
そこから自主的に新発見を探せるタイプの子であればギリギリ効果があるかもしれません。
ただその場合であっても弊害がないわけではありません。
デメリット3 自分で考える機会が減る
真面目なタイプで予習をしてきたとしてもばっちり聞ける子も時々いますが、その子たちの多くは『一人で予習をしたわけではない』と思われます。初めてを手取り足取り教えてもらってからでないと授業を聞けない子はずっとそのままです。
初めての内容の授業を受けると知らないことに出会います。そのときにたくさん考えることが大切なのですが、それを予習の時間にできているでしょうか。予習バッチリの子が最後にハマる落とし穴は思考力の欠如です。
中学受験 予習 をすることがプラスに働くケース
さて、これらはすべて予習のデメリットでしたが、では授業についていけない子はどうしたらいいのかというところについて説明します。
予習というくくりに入れていいのかわからないですが、普段から授業についていけない子はまず『なにを学習するのか』だけ見ておきましょう。
それが前の週と関係のある内容なら、前の週をしっかり復習しましょう。一学年前に少し触れている内容なら、そちらをやりましょう。授業についていけないほとんどの子は、ついていける子に比べて、『すでに習ったことの定着が甘い』ことがほとんどです。
授業についていけている子でさえ忘れていることもあるので、授業までにそれまでの学習の中から前提となる知識をしっかり確認しておけば授業にはついていけます。なので予習は予習でも『予め学習する内容に関連した、既習部分を学習し直す』ことをやってみてください。
中学受験 予習 の仕方 まとめ
・授業内でわかるなら予習はデメリットの方が多いのでいりません。復習に時間を使ってください。
・授業でわからないなら予め既習分野を確認するという意味での予習がオススメです。