中学受験 算数 三角形の面積 公式 を覚えるより大切なこと
三角形の面積 公式 がうまく使えない子も直角三角形の面積は求められる
三角形の面積の公式『底辺✕高さ÷2』
これ実は他の図形の面積と比べて圧倒的に難しいです。平行四辺形、台形、ひし形など学習しますが、そのあたりは答えが合うのに三角形の面積は求められないという小学生がとても多いです。
直角三角形ならできるんですが、直角でなくなると途端にできなくなる。
理由は直角三角形の面積を求めるときと、それ以外の三角形の面積を求めるときの求め方が頭の中では違っているからです。
直角三角形ならできる子たちは口では底辺✕高さ÷2と言っていても、実際には長方形を思い浮かべています。でもそんな子たちが普通の三角形だととにかく公式に当てはめようとします。それができない原因です。
もちろん、底辺と高さを見つける練習を繰り返せば問題は解けるようにはなります。でもそれは長方形のたて✕よことは全く違うものという認識で、時間が経つと忘れてしまうものになってしまうのです。
直角三角形以外の三角形も面積を求められるようにする方法
では、どうしたらいいか。
普通の三角形のときも『2つ合わせて平行四辺形をつくる』ようにしましょう。
必ず平行四辺形を作るようにすればその半分ということも理解できます。なぜ底辺と高さをかけるのかもわかります。
もちろんそのためには『平行四辺形の面積を、三角形の面積より先に身につけること』が必須です。
三角形の面積にお悩みの方はぜひお試しください。
三角形の面積 公式 まで学習ステップ
1.長方形の面積を求められる
2.直角三角形の面積を求められる
3.平行四辺形の面積を求められる
4.三角形の面積を求めるときに平行四辺形をつくるようにする
5.三角形の面積が定着する
※2からできない場合は1と交互に練習していくことをおすすめします。
実際に5はなくても少し遅いだけで全く困りません。またこの方法で学習した子は台形の面積の公式を忘れることもありません。『図形は公式が大事』とは間違っても思わないでくださいね。
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