図形が苦手な子の間違えパターンはこの2つ。気をつけるだけで苦手が得意になるコツ
図形の学習で一番大切なことは定義と根拠です。こちらの記事 でお伝えしています。
今回は苦手な子についての記事。
図形が苦手な子の間違えはほぼこの2つのどちらかです。『公式の覚え間違えor適応間違え』『等しい長さ角度を勝手に決める』
つまりしていはいけない学習はなにになるかというと
「公式の丸暗記」と「事実と推測をごっちゃにすること」です。
公式は最後には必要ですが先に図形の定義を覚えましょう。
そしてなぜその公式で面積が出せるのかいつも考えましょう。
例えば長方形じゃない形に、長方形の公式を使ってしまう子は公式ありきの学習になってしまっている可能性があります。公式の暗記は手っ取り早いように見えて遠回りになってしまいます。
三角形の面積÷2を忘れるうちはいつも2つくっつけて平行四辺形を作ってください。
おうぎ形の出し方が思い出せないときはいつも円を切り分けてください。
2点目として、根拠という点では同じなのですが、「事実と推測をごっちゃにする」という間違いは非常に多いです。
多いのが「この二つの辺は同じ長さっぽい」「角が同じ大きさに見える」
推測してからちゃんと根拠を見つけているなら問題ありませんが、勝手に事実として決めてしまう子がよくいます。
しかも偶然テストで答えがあってしまったりすると、しばらくの間は自分が重大な間違いをしたことに気がつきません。なので根拠を積み重ねていくことを特に大事にしてください。
中学受験の算数において図形はとても重要な単元です。苦手という方も多いので、少しでも克服するために、「根拠」に重点を置いた勉強方法にしていきましょう。
図形が苦手ならこちらを読んでください