【テスト直し】記号問題で成績を上げる
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大手中学受験塾で主に算数の講師をしています。算数以外にも受験生の学習方法や進路相談などもしております。それらの業務で経験していることをお伝えしていきます。
こんにちは。TANUKIです。
今回はテストや問題集で勉強しているときの勉強方法の一つのポイント、「記号問題」についてお伝えしていきます。算数でもたまにありますが、算数以外の科目の方が多そうです。算数で多い従属問題についてはこちら〈従属問題攻略〉
みなさん、テスト直しはされてますか?テストで間違えた問題をやり直すことはとても基本的で大事なことです。しかし記号問題についてはそれだけではもったいないです。
記号問題は多くの子が解答を埋めます。でもその中には「間違いなくアだと分かった」「アかイか悩んだけどなんとなくアにした」「エは違うと分かったけどあとは勘」「テキトーに選んだ」などいろんな場合があります。にもかかわらず合ってたら見直さないというのは違うのではないでしょうか。
そのためテストでも問題集でも答え合わせをする前にやってほしいことがあります。「他の選択肢はなぜ違うのか明確にすること」です。あとで確認できるように頭の中だけでなくしっかり書いて残しておきましょう。解答に至るまでの思考を思いだして書き出しておくことが大切です。
問題の○×に関わらず、悩んだ選択肢はどこが違うのか解説やテキストで確認することが大切です。不正解の選択肢からも学べることがあるのが記号問題の特徴です。やり直しを重視していきましょう。くれぐれも記号だけを赤で直すようなやり方をしてはいけませんよ。
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