2020年西大和学園中学 東京会場
西大和分析
設問別コメント
設問1
設問1の(4)は少し難し目ですが、設問1できっちり点数を稼ぎたいところです。
(1)合格者正答率90%を超えるのではないでしょうか。基本的な問題です。
(2)図で整理すれば易しいでしょう
(3)変わった出題ですが、Bの目がすぐ決まるので問題なく解けるでしょう。確認もしやすいこともあり正答率はかなり高いでしょう。
(4)②④少し迷うかもしれません。ABCのどれかさえしぼれれば普通の問題です。①③は必須、②④が差をつける問題でしょう。
設問2
必須の(3)はもちろん、残り3つから2つは取りたいかなという印象です。過去問や典型題を研究していればすべてとれるので、昨年より易しいですね。
(1)おうぎ形の孤の長さを求めるには必然的に中心角が必要になる。また9cmを活かせるところ。そこに補助線を引けば解くことができます。差がつく問題でしょう。
(2)少し難し目ではありますが、昨年も出題されたマス目の中の角を意識すれば、立体になっていても解けたのではないでしょうか。差がつく1問です。
(3)これは必須問題ですね。コメントもありません。
(4)よく見かける形ですが取れたでしょうか。正三角形から方陣算のようにまわりの三角形を引いて求められます。何倍のの表現を逆にしないように細心の注意を払いましょうね。差がつく問題です。
設問3
三角錐を転がす問題ですね。手数は多いですが、そこまで複雑ではない設問が多いので、しっかりと時間をかけたかった問題です。
はっきりいってこの設問のできで合否がわかれてしまうのではないでしょうか。
(6)まで取り切れる時間が残っていれば一気に得点を稼ぐことができます。(7)以外は手数で取れる問題でした。(7)は黒面がなるべくつかないようにというところまでいければあとは丁寧な作図で取れますね。
合格ラインは高いように感じます。合格ラインの受験生ならどれだけ考えてもできない問題はなかったと思います。時間との勝負でしたね。
18問中5、6問間違えぐらいがボーダーでしょうか。算数が苦手でないなら4問間違えに抑えたいところです。もしかしたらもっと厳しいかもしれません。
速報はまだ各塾から出ていませんね。解答は一応出したのですがもう少し精査して載せたいです。また近いうちに載せますのでぜひご覧いただけたらと思います。