10パズルのススメ
こんにちは。TANUKIです。
突然ですが中学受験算数……に限らずかもしれませんが算数が出来る子が多いクラスの特徴としてテストのためにという思いが少なく、ただ自分の知的欲求を満たすために授業を受けている子が非常に多いクラスというのがあげられます。この雰囲気を高学年まで維持できたクラスはすごく算数が得意になります。(反対に社会とかの覚える系は興味を示さないこともあるが)
そんな子供達に人気のテーマが数のパズル。その中でも10パズルは取り組みやすくとても盛り上がります。算数の苦手克服、もっというと算数が好きになる勉強方法です。
例
2357をつかって10をつくりましょう
ルール
それぞれの数字を一回ずつ使うこと。順番の並び替えはOKだが2と3を23のようにくっつけるのはなし。
答えの例
(7-3-2)×5=10
(7-5+3)×2=10など
これを車のナンバープレートや切符(いまはあまり使わないかもしれないが)の数字などで日常からふとしたときに遊ぶととても力がつく。
中には分数を使わないと10にできないものなどもあり大人でも楽しめる簡単パズル。難しいものは入試でも出題されます。
慣れてきたら10以外の数をつくるといいです。素数ではない数を選びます。
例 3 4 7 9 を1回ずつ使って20をつくる
解答例
4×(9+3-7)=20
(7-3)×(9-4)=20
20は4×5になるということに注目して式を考えると上手くいきます。
コチラの記事「計算の工夫がなにより大切という話」やコチラの記事「かけ算の学習で大事なこと」で繰り返し紹介しています、「かけ算の結合法則」です。ちょっと遊び心をいれながらとにかく数を身近に感じてもらうことで、高学年になってから違いを実感することでしょう。
中学受験算数で必須の数の単元と計算問題に役立つ10パズル
ぜひ勉強方法の1つとして試してみてください。