1年後に差がつく、かけ算の学び 方
こんにちは。TANUKIです。
今回は中学受験算数の計算問題や数の単元で将来的に差がつく、かけ算の学び方について記事にしました。計算の工夫につながる勉強方法です。
計算問題の工夫テクニックについての記事はコチラ
その前段階として三年生や、可能なら二年生でも取り組める勉強法です。
かけ算とは元々足し算を工夫した形です。かけ算をせずとも足し算で計算することができます。
ステップ1 かける数が2、かける数が3
×2や×3の場合わりと大きな数でも足し算ですぐにできます。
97×2=97+97=194
54×3=54+54+54=162
ステップ2 かける4
かける4は足し算でもそこまで大変ではないですが、何人かの子は工夫ができます。×2を×2したらいいことに気がつきます。
46×4=46+46+46+46=92+92=184
ステップ3 かける4と同様にかける6
かける6も同じように考えられます。
28×6=28+28+28+28+28+28
=56+56+56=168
ステップ4 かける8 かける9 かける12等
少しずつかける数を増やしていきます。もちろん足し算の工夫で解きます。
ステップ5 かける12をかけ算で工夫する
ここからは、かけ算の筆算を学習してから学習するときれいにつながります。
74×12は74が12個
74が4個を1セットとして3セット必要
74×4=296
296+296+296=888
かけ算を習ってからであればここから様々な二けたの数(九九にある数が望ましい)を二けたかける二けたの筆算を使わずに解く練習をします。私が指導する際にはこれを三年生のうちに仕込みます。4年生で積極的に計算に利用し身に付けさせることで、5年になるまでに素因数分解の基礎が出来あがっているわけです。
ぜひ実践してみてください。1年後、効果を実感するはずです。
こちらも併せてどうぞ