小学校では習わない分数の足し算引き算で差がつく計算方法
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大手中学受験塾で主に算数の講師をしています。算数以外にも受験生の学習方法や進路相談などもしております。それらの業務で経験していることをお伝えしていきます。
こんにちは。TANUKIです。
分数の足し算、引き算の計算について
23と5/17-11と1/17
この計算をお子様がどのように計算しているかぜひ確認してほしいです。
多くの小学校では仮分数にするよう習うらしいです。なのでわざと仮分数にするのが大変な分数を選びました。
大事なことは
帯分数のまま計算する
ということです。
23と5/17
11と1/17
整数同士分数同士で計算しましょう。
23-11=12
5/17-1/17=4/17
12と4/17
引き算できない場合は帯仮分数を使う
23と1/17-11と5/7
引けないときは
23と1/17を
22と18/17としてしまいましょう。
帯分数の中に仮分数が混ざった形ですから答えにかいたらNGですが計算途中ならOKです。帯仮分数とでも名付けましょうか。あとは引くだけです。
22と18/17
11と5/17
11と13/17
足し算は答えを直すのを忘れない
23と11/17+11と15/17
帯分数のまま計算して
23と11/17
11と15/17
整数同士分数同士で足すと
34と26/17
このままではNGなので
35と9/17に直しましょう。
帯分数のまま計算することを心がけると計算のスピード、正確さともにアップします。ぜひ身に付けてください。
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