分数のかけ算は3つのポイントをおさえたらいい
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大手中学受験塾で主に算数の講師をしています。算数以外にも受験生の学習方法や進路相談などもしております。それらの業務で経験していることをお伝えしていきます。
こんにちは。TANUKIです。今回は分数のかけ算についての記事です。
大切なポイントは3つです。
- 分母同士、分子同士をかけ算すること
- 途中で約分すること
- 帯分数は仮分数にしてから計算すること
分母同士、分子同士をかけ算すること
分数のたし算引き算とちがって通分する必要がありません。そのまま素直にかけたらOKです。整数のときには分母が1と考えましょう。
途中で約分すること
これはとても重要です。もしかしたら最後に約分して答えがあってればいいじゃん で済ませてしまう子がいるかもしれません。たとえばこういう計算はどうてしょうか。
21/32 × 12/49
このかけ算そのままかけると大変なことになりますよね。
252/1568 を約分するのはなかなか骨がおれます。必ず途中で約分しましょう。
帯分数は仮分数にしてから計算すること
帯分数のまま計算するテクニックはありますが基本は仮分数にしましょう。
よくある間違いが
1と1/3 × 1/4 = 1と1/12
というものでこれだと1には1/4がかかってないですよね。足し算引き算とは違い、仮分数にしてから計算することを基本にしましょう。
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