中学受験算数勉強方法

中学受験のタイミング

 
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大手中学受験塾で主に算数の講師をしています。算数以外にも受験生の学習方法や進路相談などもしております。それらの業務で経験していることをお伝えしていきます。

こんにちは。TANUKIです。

今回は中学受験をする場合の通塾タイミングについて

受験勉強は4年生からで間に合います。3年生の間はまだ知識という点においてほとんど差がついてないです。しかし四年生から学校の学習の発展的な内容になるので4年生までには始めるべきです。

受験勉強は4年生後期からがちょうどいいです。前期はまだ学校の内容を少し発展的にした程度なんですが、4年生後期から初めて見ることを学習します。小数の計算も出てきますしいまから始めたほうがいいです。

受験勉強は5年生には始めたほうがいいです。分数の計算を小学校より一年ほど早く学習します。またそのぶん複雑で難しい計算や、根本的な理解が必要な文章題なんかにも挑戦します。計算で大きなハンデを負わないためにもいますぐ始めましょう。

受験勉強は5年生後期というのが最後のタイミングです。5年生後期は入試を強く意識した単元を多く扱います。これは小学校の内容を完全に越えています。5年生後期が受験で一番大変と言われます。その時期は必ず越えないといけません。

受験勉強は6年生からで間に合います。計算さえ出来ている段階ならそれ以外の既習分野はもう一度出てきます。なんとでもなります。

受験勉強は6年夏からでも間に合います。夏は総復習です。夏に一気に仕上げる他の学生たちに全力でついていけば間に合います。

受験勉強は3年生から始めるべきです。3年生の間に解法を詰め込んだところで受験までに余裕で忘れます。というかそこまで難しいものを理解できるほど成長していないといわれます。

そのため3年生の間は

・考える習慣をつけること
・勉強のたのしさをしること

が第一です。その次くらいに学習習慣が来ます。
その一年間を経験している子は5年生6年生で難しい内容に立ち向かっていけるようになります。

これが塾側の勧誘文句です(笑)

中学受験の通塾時期に早すぎることはありません。また6年生の夏までならありえなくもありません。少なくとも中学受験をしない子よりはスタートが早いんです。私の地域はあまりいないですが、地域によるとそこそこの成績があるのに地元の公立に行くからと行って受験断念する子がいるようです。非常にもったいない。早くスタートした分すこし休んでも大丈夫ということなんでしょうか。休めば休むだけ進み続ける子との差は広がるだけです。最後まで受けきって結果をふまえて公立に行くならそれも1つの選択と言えますが。公立にも一応メリットはありますしね。安いとか近いとか 。

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