カードでつくる数の和【問題研究】
この記事を書いている人 - WRITER -
大手中学受験塾で主に算数の講師をしています。算数以外にも受験生の学習方法や進路相談などもしております。それらの業務で経験していることをお伝えしていきます。
1、2、3、4
のカードが1枚ずつあります。
これらのカードから3枚を使って3桁の数をつくります。つくることができるすべての数の和はいくつです。
すべてあげると
123 124 132 134 142 143
213 214 231 234 241 243
312 314 321 324 341 342
412 413 421 423 431 432
以上24通り
3×24=72個の数の中に1、2、3、4がそれぞれの桁に72÷4÷3=6回ずつ登場することがわかります。
1+2+3+4=10
10×6=60
各位の和が60になるので
1000×60+100×60+10×60+1×60
=66660
(別) 平均からのアプローチ
1、2、3、4の平均は2.5
考えられる三桁の数すべての平均は、各位が2.5の数と等しくなる。
2.5×111
全部で24通りなので
2.5×111×24
=60×111
=6660
中学受験の算数でたびたび出題されるカードでつくれる数の和を紹介しました。
効率よく計算できるようになりましょう。
この記事を書いている人 - WRITER -
大手中学受験塾で主に算数の講師をしています。算数以外にも受験生の学習方法や進路相談などもしております。それらの業務で経験していることをお伝えしていきます。