2019年 広尾学園 入試
解答
大設問1 (1)27/14(2)111900(3)54(4)13
大設問2(1)48(2)60(3)イウオカ(4)3
大設問3(1)2(2)1,5,6(3)(2,4)(4,6)(4,8)
大設問4(1)6(2)36(3)25
大設問5(1)31.4(2)94.2(3)7
大設問6(1)29.5(2)略
広尾学園(東京)を解いた印象をお伝えします。
1、設問毎の予想難易度
A必須問題(簡単で差がつかない)
B合否を分ける問題(学習の中心)
C差をつける問題(ミスを取り返す)
D難しくて逆に差がつかない問題
大設問1 (1)A(2)A(3)A(4)B
大設問2(1)A(2)A(3)B(4)B
大設問3(1)B(2)C(3)D
大設問4(1)A(2)C(3)D
大設問5(1)A(2)B(3)D
大設問6(1)A(2)C
2、全問コメント
大設問1 (4)の計算が複雑で難しい。右側の式も変形する必要がある。
大設問2(1)基本問題。AとBを入れ換えてもいいことを忘れない(2)基本問題。食塩水は面積図でかなりの問題が解決する。(3)立方体の展開図の形はすべてわかるようにしておきたい。(4)円があったら半径に補助線を引くことが大切。そこから逆算の式を立てるところも少し考える必要がありそう。
大設問3(1)文章から約束記号の意味を正確に理解しよう(2)Aは一桁の数なので調べつくそう。(3)それぞれの数がどのように変化するのか考えて決まりを使いながらも探していく。時間がかかる難問といえるだろう。
大設問4(1)一回目の出方に関係なく二回目の目でBに到達できる。(2)二回の目の出方に関係なく三回目でDに到達できる。(3)一回目または二回目でDに止まる場合を(2)から引いたらいい。ベン図が便利。
大設問5(1)回転体の体積は典型題。(2)真ん中が空洞になるので引いたらいい(3)中と外の半径を記号で表し、平方数の差を考えて当てはまるものをいれていくことになる。パップスギュルダンという裏技はあるがなかなか難しいのではないか。
大設問6(1)水槽の基本的な問題。出来るようにしたい。(2)最初以外は(1)の半分の時間になることに注意する。
3、入試問題批評
合否を分ける問題とそうでない問題の難易度差が大きく、基本的なことをしっかりできることが求められている。
また平方数や累乗を考える問題が多く数学を解いているような気分になる問題だった。大設問4は学習価値の高い問題で、この問題が即答出来るようになっていると場合の数に関してはかなりのレベルになっているといえる。