等差数列の無料プリント 答えが1ずれるということが完全になくなる解法も紹介
等差数列が苦手
等差数列とは次のような問題です。
今回少しこだわったこととして(1)をいれました。
等差数列は倍数と少しずれることに注目できるようにしました。
この問題だと6ずつ増えていくのですが、最初が7なのですべて6の倍数より1大きくなっています。
(1)は6で割ると1あまる数ということです。
それがわかると(2)以降がわかりやすくなります。
44番目の6の倍数を考えてからずらせばいいのです。
(2)6×44=264
264+1=265です。どうでしょう。ややこしい植木算はいらないんですよ。
(3)385は6の倍数から1大きくなっているはず。
385-1=384
384÷6=64
64番目が答えです。
この何番目から直接考える解法はあまり習いません。
ひとつ大きくなると差がいくつ変化するかで考えます。
それはそれで問題ないのですが、慣れないうちは1ずれなどの間違いが多く、見かねた大人は公式を丸暗記させようとします。
初項+等差×(□番目-1)=□番目の数
の公式を丸暗記ですね。
差の方法で解くのは全く問題ないですが、公式暗記でしか解けないのは考えものです。
ぜひいろんなことを考えながら問題に挑戦してください。
数列が苦手でつまずいている子はこの公式を覚えるのが苦手なせいだったりします。
少しアプローチを変えて練習してみてください。
まずは公式を捨てるところからです。
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