割合に三公式もくもわもいらない。最大のポイント。
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大手中学受験塾で主に算数の講師をしています。算数以外にも受験生の学習方法や進路相談などもしております。それらの業務で経験していることをお伝えしていきます。
こんにちは。TANUKIです。
小学校の算数としても中学受験としても山場である単元の一つ、割合についての記事です。
割合とは何倍かのこと
割合の表し方には分数や小数の他にも百分率や歩合などがありますが、それらすべて「何倍か」を表したものです。
100円の40%が40円
であれば
100円の0.4倍が40円という意味です。
このとき大事なのは必ず割合の表現は
◯◯の□倍 ◯◯の□% ◯◯の□割
という使われ方をします。◯◯の部分に入るなにをの部分が大切になります。(この量のことをもとになる量なんて呼ぶ人がいたりするわけです)
公式は覚えない。慣れるまですべてかけ算で考える。
割合の三公式と呼ばれるものがあります。興味がないので覚えていないんですが多分こんな順番で習います。
①150円の□%は60円。
②150円の40%は□円
③□円の40%は60円
これのどれかがかけ算でどれかがわり算か覚えるらしいですが、私がおすすめするのはどの問題も同じ式にすることです。
①の場合 150円の□倍なので
150×□=60
②の場合 150円の0.4倍なので
150×0.4=□円
③の場合 □円の0.4倍なので
□×0.4=60円
以上のように割合とは何倍かをおさえることでかけ算の式をつくれるようにしていきましょう
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