中学受験算数勉強方法

正多面体の辺と頂点の数は覚えない

2018/09/12
 
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大手中学受験塾で主に算数の講師をしています。算数以外にも受験生の学習方法や進路相談などもしております。それらの業務で経験していることをお伝えしていきます。

正多角形の辺や頂点の数を問われることがあります。

「正二十面体の頂点の数はいくつですか」

「正十二面体の辺の数はいくつですか」

これらは覚えないといけないのか。

いいえ。考えて導けることが理想です。

まず正二十面は正三角形20枚で出来ています。これは覚えているとラクです(が思い出す方法はあります。また別の記事で紹介します。)

もしすべての面がバラバラなら

3×20=60個の頂点があります。

正八面は一つの点に5つの三角形が集まるので、60÷5=12

頂点は12個です。

正十二面体は正五角形を12枚使ってつくられる図形です。すべてバラバラなら

5×12=60個の辺があります。

立体図形の辺は面の辺2つが一つになってできているので、60÷2=30本

以上のように

・正多面体の面の形

・面が一つの点にいくつあつまっているか

を使えば、頂点や辺の数を求めることができます。

コチラの記事もあわせてご確認下さい。

正多面体は5種類しかない

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