中学受験算数勉強方法

【受験情報】受験生の自覚

2018/05/11
 
この記事を書いている人 - WRITER -
TANUKI
大手中学受験塾で主に算数の講師をしています。算数以外にも受験生の学習方法や進路相談などもしております。それらの業務で経験していることをお伝えしていきます。

こんにちは。TANUKIです。

今回はあるある相談「うちの子受験生の自覚がないんです」に回答していきます。

いきなりですが中学受験塾にお子様が通うのはなぜでしょうか。私は日能研で講師をしているのですが、どの塾でもそこまで大きな違いはないと感じています。なぜ通うかの一番の理由は中学受験をするためです。当たり前過ぎますね。でも実はそれに匹敵する別の理由があるのをご存知ですか。楽しいからです。

この二つは矛盾しないので、両方とも大事にされている方も多くいらっしゃいますし、中学受験をしようと思って塾を探して楽しいと子どもが感じたところに入塾されるというケースも多いです。

ところで学習して成績が伸びる子はどんな子だと思いますか。よく言われるのが「目的意識が強い子」です。小学生なのにすごいなと感じますしどんどん自主的に力をつけていきます。「中学受験をしたい」と親がなにも言わずとも言い出して、その理由がしっかりしているならぜひすぐに始めるべきです。しかし実は目的意識が強く必死で学習しているタイプの子以上に成績が上がっていくタイプの子がいます。「学習することが楽しいと感じる子」です。

例えば受験のために歴史を覚えるのと、歴史物のゲームが好きでその登場人物を覚えること。どちらが簡単に頭に入って忘れないかというと圧倒的に後者です。楽しいもの、好きなものはすぐ頭に入ります。Pokémon GOが流行りましたよね。今でもたまに見かけます。元々ポケモンをほとんど知らないと思われる70代くらいの方たちが、私も知らないポケモンの名前を話して盛り上がっている光景を何度か見たことがあります。好きなものはすぐに覚えられるわけです。じゃあ学習ゲームをやらせようは違います。好きでもないゲームをやらされるのは苦痛ですし頭にも入りません、あくまで一つの例えです。

この話どこにつながるかというとよく「うちの子、受験生の自覚がないんです」と相談されることはよくありますが、その状況でも「授業が楽しい」になっていれば問題ありません。楽しむことが最強の勉強方法であり受験テクニックでもあります。

一番大事なのは「学校とは違うことを学習するのは面白い」、「難しい問題を考えるのは楽しい」「友達は出来た、悔しい負けたくない」という気持ちです。強く目的意識を持つのは、具体的な志望校対策を始めていく夏休み明けでいいです。それまでは学習する理由は中学受験じゃなくてもいいのです。なのでお子様の受験生としての自覚がなくてお困りの保護者の方は、今日の授業で楽しかったことを聞いていただけたらと思います。

楽しかったことを話しているうちに子どもは、勉強=楽しいになってきます。逆に低学年のうちは、授業が楽しくないになったら転塾してでも楽しいところを探してもいいかもしれません。そこまで行かなくてもクラスのレベルを一つ下げるだけでイキイキとする子もいるのでおすすめの方法です。どうしても成績が下の方だと楽しめないこともあります。(気にならず物怖じせずに発言できるタイプの子もいるので、その場合はそのクラスで平気です。)

なので受験生の自覚は6年生も含めて、この時期は持たなくていいです。受験のためだけの勉強なんてつまらなくないですか?

そのかわりに楽しいという気持ちは持てるよう工夫してください。塾の先生に相談してもいいかと思います。もちろん私たち講師も授業中に子ども達が楽しめる仕掛けを準備して授業に臨んでいます。

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大手中学受験塾で主に算数の講師をしています。算数以外にも受験生の学習方法や進路相談などもしております。それらの業務で経験していることをお伝えしていきます。

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