受験算数を攻略する

中学受験 4科目とも偏差値30台 の子が周りにおいつくための作戦

4科目とも偏差値30台だと通常4科目の偏差値はもっと低くなります。

どの科目も得意ではなくてこれからどのように学習したらいいか困っている状況を変える方法を紹介します。

私が塾の一番下のクラスの子の成績をどのようにあげていったかという内容になります。

偏差値30台の算数を周りに追いつくようにする

算数で取り組んでいただきたいことは全学年共通で2つ、受験を直前に控えている6年生後期の場合と6年生夏休み以前の場合で1つずつ、合計4つお伝えします。

計算を整数から順につまずいたところを探していく

整数計算、小数計算、分数計算を本当に頭から取り組んで練習しましょう

中学受験向きのものでなくてもいいので計算の問題集を3冊買ってきて、整数、小数、分数を着実にできるようにしていく必要があります。

偏差値30前半だと計算方法から怪しいこともあります。まずは本当に計算方法が身についているのか確認しましょう。

計算方法は大丈夫なようなら毎回確実に計算問題だけは満点近く取れるように毎日、練習を積み重ねましょう

たし算、ひき算

かけ算

わり算(3年)

わり算(4年)

小数、分数(4年)

小数(5年)

分数(5年)

分数(6年)

計算方法に問題がなければこちら

必要そうなところから全部買いましょう

どんと積んで易しいものからどんどん終わらせていくスタイルがいいと思います。

少しでも怪しいと思ったらしたの学年に迷わずもどることが一番大切です。

比を使わない図形問題を公式の成り立ちから学習する

図形問題は一番記憶に残りやすく、テストで成果を出しやすいです。

文章題と違って同じ問題が同じであるとわかりやすいので学習量が成績につながりやすいです。

長方形、平行四辺形、三角形、台形、ひし形、円、おうぎ形の出し方をまずは確認して、少しずつ複合した図形に取り組んでいきましょう。計算と同じで理想は図形問題も毎日です。繰り返してください。

塾のテキストなどで公式だけ確認したらこちらの教材のA問題だけひたすらとりくむのをおすすめします。

中学入試カードで鍛える図形の必勝手筋 平面図形編

(6年後期)点数を伸ばしやすい単元にだけ注力する

取り組んで成績が上げやすい単元、もうひとつが「場合の数」です。

公式はいりません。とにかく数える練習をしましょう

使えるならかけ算も使えるといいですがとにかく数えましょう。

書き出す練習に専念すれば、基本的な問題なら取れるようになります。

この方法は場合の数が出題されないと意味がありません。

志望校の出題傾向は調べてください。

書いて何とかする方法を身につけましょう。

作業性の特訓 書き上げて解く順列

ちなみに小学校レベルの割合がわかっているなら濃度の単元も狙い目です。

きちんと整理の仕方がわかれば得点できます。ただ、百分率が怪しいなら難しいでしょう。

残念ながら濃度は良い問題集がなかったので12月中に無料問題集を作成します。

方法はこちらの記事をぜひどうぞ。

食塩水 濃度 問題 4パターンまとめ~食塩水攻略の一番のポイントは問題文の整理にある

単元をしぼって強化する方法はすぐに入試があるわけではない4、5年生には向いていません

やってダメなわけではないですが、もっと優先度の高いことがあります。

(4、5年生、6年生夏休み以前)各単元の初回にあたる基本的な単元を徹底的に練習する

各単元の初回だけは確実にできるようにしましょう。

割合の初回、比の初回、速さの初回など何回も同じテーマで塾の授業が続いていく場合、最初の1回はとても大切な回になります。

また大切ではあるもののそこまで複雑ではないので、まずはそちらに絞って、今後に備えておきましょう。

基本的な単元をおさえることはとても大切ですが、6年生後期では間に合わない可能性があるので優先度は低いです。

偏差値30台の国語を周りに追いつくようにする

成績が悪い子の国語は放っておいてもよくなることはありません。

取り組み方の姿勢を変えると、いつの間にか成績が上がっていくような科目です。

なるべく早く国語への姿勢を作りましょう。

漢字の練習は必ずする

漢字の苦手はあとあと巻き返しが難しいです。

漢字だけでもかける子はそのぶんの点数を安定させることができます。

計算、図形と並んで毎日取り組みたいです。

文章に印をうつ練習をする

文章に印をうつことをくせにしましょう。

授業で説明されるはずですが、文章の中には内容を把握しやすくするための大事な言葉がいくつかあります。

「しかし」の後ろには逆の内容が入るので、これまでとは反対の内容が来るとか、「つまり」の後ろにはこれまでのまとめが来るとか、「たとえば」のあとにくるのは具体例だから例をだしている本筋ではない部分だな

などです。指示語がなにをあらわしているかも重要ですね。

こういった言葉を意識すると文章の意味がわかりやすくなります。

もちろん他にもたくさんあるでしょうが、普段から文章に印をつける練習をしましょう。

問題でなにを聞かれているか

聞かれていることはなにかを意識しましょう。傍線部の内容を説明しなさいという問題の意味がわからない子は割と多いです。

なにを聞かれていてなにを答えたらいいかわからないまま記号を選んだり、テキトーに抜き出したりしがちです。

聞かれたことをわかるようにしていくことが大切です。

国語は一人では難しい

これらが国語の基本的な取り組みなのですが、一人ではかなり難しい科目です。

テストのやりなおしだけは、すべて親子で取り組む のように決めて一緒に学習することをおすすめします。

偏差値30台の子と国語の学習をすると、大人では信じられない答えを書く事に気がつくと思います。

日本語がわかれば解けるでしょと大人が思うような基本的な問題だけで大丈夫です。

一緒に考え方を探してみてください。国語のコツがつかめるはずです。

そういった場合の参考文献を紹介しておきます。

中学受験国語 文章読解の鉄則

とてもわかりやすく国語の問題への取り組みがまとめられているので重宝しています。

国語の参考書はこの1冊でいいのもお得です。

上位の子なら自分で読むこともできますが、苦手な子は保護者の方のサポートが必要です。

サポートするつもりがあるならすぐに購入することをおすすめします。

読解の全てがこの本に書いてあります。

サポートが難しければ国語だけは外注してしまうのも方法です。

指導の時間は国語の学習と決めておくことで敬遠しがちな国語の学習時間を確保することができます。

社会と理科

これは6年生後期とそれ以外で正反対になります。

6年生後期は、社会理科の問題と答えを覚えることに多くの時間を使いましょう。

問題文を見て答えを書くのはもちろんですが、答えを見て問題文を書くぐらいまで練習するとかなり得点力をつけられます。

とにかく少しでも点数を集めることを考えると、知識で点数にしやすい科目はお得です。

理科はメモリーチェック

それが難しければこちらがおすすめ

4年 5年 6年

社会はメモリーチェックは難し目なのでもっと簡単なものにしましょう。

6年生用社会

反対にそれ以外の時期の場合は、一番基本的な授業のメインの部分と、これは絶対覚えないとという内容(都道府県名や○○時代の順番など)だけしっかりおさえたら国語算数に専念しましょう。

いち偏差値30台を抜け出して成績を上げていくことを考えると時間のかかる、国語と算数になるべく注力したいです。

まとめ

6年生後期はとにかく得点にすぐつながるもの中心。

それ以前の時期は、一番の基本事項を中心に学習していく。

偏差値30台の子にとって国語は一人では難しい。大人のサポートが必要

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