こんにちは。TANUKIです。
突然ですが、
この記事の内容
『成績を上げるにはどうしたらいいですか、勉強方法を教えて下さい』
と聞いてくる子がいます。
これ実はすごくダメな子の例で、こういった質問してしまうこと自体が成績が上がらない理由を示しています。
親がこういった発言をするのは、ある程度仕方がないとは思います。お金払ってますし、目に見える結果がほしいでしょう。
でも『成績をあげろ』と子どもに言っているだろうなと予想が付きます。『テストの成績』をみて怒られている子どもが目に浮かびます。
こういった質問をしてくる子は現状を良くないと思ってはいます。ただ、『テストでいい結果がでていない』という一点のみに対してです。
彼らは
『勉強しているのに成績が上がらない』
とか平気で言います。
自分が出来るようになったこと、出来ないままのことの区別ができていないせいです。しょうがないです。成績にしか興味がないからできることが増えても気が付かないのです。
成績が上がる子と考え方が根本的に違います。
『いま自分の力では解けない問題を解けるようになりたい』
成績が上がる子は問題一つ一つを解決しようとしている子です。
そもそも模試などの実力テストの成績は、勉強してもすぐには上がりません。でも出来るようになったことが少しずつ増えていれば、それが多く出題された回はたまたま成績がよかったりします。
さらに出来るようになったことが増えれば、そこから出題される確率が上がって成績が上がっていきます。
そのため身近な小テスト、授業の問題、範囲のあるテストから、一つ一つできるようにしていく事が大切です。
全く理解できない問題を解説だけ聞いて解いた気になる時間ももったいないです。とにかく確実に解けるものを増やすことを考えましょう。