受験算数を攻略する

南中高度の求め方

こんにちは。TANUKIです。

世間はコロナで大変ですね。私も仕事がなくなってどう生きていこうか考え中です。

さて、今回は理科でよく聞かれる、春分、秋分、夏至、冬至の日の太陽の南中高度について簡単な方法を紹介します。

私は理科に関しては専門ではありません。原理もそれほど興味があるわけでもありません。私の理科ははっきりいって受験テクニックです。受験生の私が効率よく点数をとるためだけに使った方法です。その点はご了承ください。

さて、本題ですが、春分・秋分の日とはどんな日か。「昼と夜の長さが同じ日」です。地軸が傾いているので普段は長さが違うわけです。長さが同じときは太陽は赤道の真上に来ます。なので

春分・秋分の日は赤道と比較する

ようにしましょう。

赤道上がちょうど90度になり、そこからずれた分だけ南中高度が低くなります。

北緯30度なら南中高度は60度

南緯20度なら南中高度は70度ですね。

さてでは夏至の日とはなんでしょうか。

昼が最も長くなる日のことを夏至の日といいます。そのとき太陽はちょうど北回帰線の真上にあります。

北回帰線は北緯23.4度です。

なので

夏至の日は北回帰線と比較する

とわかりやすいです。

北緯23.4度の場合、南中高度は90度なので

北緯40度なら16.6度ずれた73.4度です。

北緯20度なら3.4度ずれた86.6度です。

同じく冬至の日は夜が最も長い日で、南回帰線の真上に太陽が来ます。南回帰線は南緯23.4度です。

冬至の日は南回帰線と比較する

南緯23.4度だと南中高度は90度です。

北緯20度なら、43.4度ずれた46.6度です。

北緯40度なら、63.4度ずれた26.6度です。

このように「基準からずらすこと」さえおぼえてしまえばまどろっこしい公式を覚える必要がありません。ぜひ使ってみてください。

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