こんにちは。TANUKIです。
酷暑の夏休みが始まりましたね。
夏期講習がある塾も多いでしょう。
今回は夏休みを有意義に過ごすためのポイントを紹介します。
まず第一に夏期講習の授業をただ受けるだけでは成績は上がりません。学力は多少つくでしょうが、周りとの差をつけるのは圧倒的に「家庭学習」です。ひたすら自習させるような授業なら別ですが、受動的学習と能動的学習では効率が段違いです。能動的学習の時間をしっかりとるようにしましょう。
そのための最初のポイントとして
「授業の受け方」があります。
キーワードは
家庭学習のための授業
です。家に帰ってからなにをどこまで復習するか、プラスでなにに取り組むかを意識しながら授業を受けることが非常に大切です。方法としては解いた問題の理解度を細かく分類することです。こちらの記事で具体的な方法について説明してます。一読ください。
さて家庭学習に力をいれてほしいということがわかったとしても、授業に比べて一人で学習することは中々長続きしない、集中できない、そもそも手をつけないなどといった悩みがあると思います。
なぜ一人での学習が上手くいかないのでしょう。考えられる主な理由は2つです。
1、モチベーションが低い
2、学習に飽きる
この2つのどちらか、あるいは両方を克服することで劇的に子どもは変わります。
1、モチベーションアップ
モチベーションを上げるのに必要なものは2つです。
「長期目標」と「短期目標」です。
まずは「長期目標」をたてましょう。
周りの子の真似をするのでなくできるだけ本人の気持ちがいいです。「○○中学合格」でもいいですし、もう少し手前に「偏差値○○」でも構いません。それを目のつくところに貼る、または常に身に付けましょう。そして必ず、朝起きたとき、お昼ご飯を食べた後、夕食前などことあるごとに長期目標を見るようにしましょう。それだけでモチベーションは上がります。
長期目標と同時に、短期目標、今日の目標もたてましょう。前日に何に取り組むかの計画を立てることがとても大事です。その項目一つ一つを消しながら管理していきましょう。
2、飽きが来ないための勉強方法
だらだら学習するのは効率が悪いです。
「学習テンポとスピード感」を大切にしましょう。おすすめはタイマーを使うことです。30分~50分くらいにセットして時間を区切った学習をオススメします。あと10分だけ集中しようという気持ちを一日に何度も持つことで集中力があがります。また疲れて止める前に休憩をいれるので、学習が続きやすいです。
夏休みに社会理科の暗記や算数の典型題などの基礎の総復習に取り組むときはスピードを意識しましょう。
人間は忘れる生き物です。1回長時間かけて同じ単元をやるより、3倍の速さで3回やった方が結果的には頭に残ります。
理解が伴わないと解けない難しめの問題でないなら、じっくりしっかりはマイナスです。基本の定着目的の反復練習はスピードを大切にしてください。
飽きが来ないようにする勉強方法として他に「学習内容を交互にする」という手もあります。
単純な暗記と思考系の交互
インプットとアウトプット
理系科目と文系科目
のように交互に内容をかえていくことで飽きにくくなります。
まとめ
・復習を意識した授業の受け方が大事
・長期目標を毎日見るようにする
・1日の目標をこなして消していく
・基礎の反復はテンポとスピード感
・時間を区切ることでテンポをよくする
・基礎の反復はじっくりやらない
・学習内容を交互にして飽きを防ぐ