こんにちは。TANUKIです。
わり算を使う文章題が苦手なお子さんは非常に多いです。
今回、わり算の文章題を学習する上での重要なポイントをお伝えします。
わり算の文章題がすっと出来る子はわり算には2つの意味があることを理解しています。
こんな問題がそれを確かめられると思います。
45m÷5m=?
多くの子が9mと答えます。
ではこの式になる問題を考えてみてください。
45mのテープを5本に分けます。1本何mですか
としたところで気がつく子もいます 。
式の5mのmはどこにいったのでしょう。
わり算の意味が違います。
45mのテープを5本に分けたのではなく5mずつ分けたのだ。なら答えは9mではなく9本だ
45m÷5m=9
わり算には2つの意味があります。
「いくつあるか」を求めるときのわり算
と
「1あたりの量」を求めるときのわり算です。
よく話題になるかけ算の順番議論はこれを意識させたいがあまり持ち出されたことです。
(1あたりの量)×(いくつある)という順番にしなさいというやつですね。
なぜそのような指導がされるかというとわり算の意味につながるためです。かけ算の順序の賛否はどちらでもいいですが、式の意味を理解することはとても大切なことです。
簡単なわり算の文章題でも1あたりを求めるわり算なのかいくつ分を求めるわり算なのか意識していきましょう。