【追記】
解説作成しました。
https://note.com/juken3su/n/n1e927ee90d09
いつも通り無料アプリnoteで作成しています。
この記事の内容
栄東中2022年 A日程 1月10日入試 解答
1(1)20.22(2)49(3)500(4)989(5)900(6)6(7)38.28(8)1/6
2(1)21(2)40(3)14
3(1)2,3(2)10,11(3)14,6
4(1)60(2)9:4(3)208:81
5(1)14.5(2)12(3)14
栄東中2022年 A日程 1月10日入試 分析
全体的には標準的なものからやや難しいものまで並ぶ模試のお手本のようなつくり
5は少し珍しい出題。難しい大設問は4
それ以外の各大設問の最後の問題以外は挑戦したい。
1.食塩水の(3)以外は悩まずにできるようになっていたい一行題
(1)(2)普通の計算。確実にとりましょう。
(3)いきなりやや難。加える食塩と蒸発させる水の量が同じなので全体の量は変化しない。食塩の比が5:9になるので食塩20gが4になる。
(4)典型題。不足が同じ。
(5)典型題。差一定の倍数算
(6)約数の和という一見身構える設定だが、10までなので調べてすぐにわかる。6は完全数といいますというコラムをみたことがあるかもしれない。
(7)同じ形が上下左右に登場するので簡単に計算できる。円の動きを抑えたい。
(8)典型題。正八面体は四角すいに分けて考える。
2.流水算の進行グラフ読み取り。(2)がやや難しいので差がつきやすい
(1)超簡単。引くだけ。わざわざここまで簡単なことを聞くのは、それが次の誘導になるから。
(2)やや難。船の速さ21分+川24分=船の速さ30分=川30分になる。あまり取り組んだことがない問題で、その場でどこまで考えられたか。わかっている情報と(1)の21分を図や式に直せたかがポイント。
(3)(2)で上りと下りの比がでるのでかなりあっさりとれる。(2)ができていないと取れないので、差がつく問題。
3.順に調べていく整理の問題。(3)が面白いが合否には影響しないレベルの難易度と思われる。
(1)表の回数×5-裏の回数×3=1となる数を探せばいい。足して5なのですぐに見つかる。
(2)表表、表裏、裏表、裏裏の4通りしかない。そのうち表裏と裏表は同じなのですぐに調べられる。
(3)難し目。前の数字によって次の数字が2通りに分岐していくので1度すでに現れたものがでてくればもうそこは調べる必要がなくなる。樹形図を書いていきいらないところを省いていくと書き上げることができる。
4.今回最も難しい大設問。ただし(2)が易しいので拾いたい
(1)合同をうまく利用する。角に記号をうつ問題に慣れておきたい。
(2)実はこれは(1)がなくてもとれる易しい問題。(3)への誘導だがこれだけでも拾いたい。底辺比の基本問題。
(3)難し目。(1)(2)を利用して解く問題。底辺比、面積比の応用問題。
5.よくある直角相似の図形と場合の数が組み合わさっている目新しい出題でした。
(1)これは問題が読めていれば取れる設問。台形から直角三角形を引く
(2)台形の面積公式を考えて 上下底の和×高さ=40をつくる。さいころなので整数になることから積で分解して求めることができます。
(3)90度になるとき相似になる。ア:4=イ:ウになるものを探していけばいい。アから決めていけば求められる。
栄東中2022年 A日程 1月11日入試 解答
1(1)2022(2)2(3)180(4)719/720(5)30(6)17(7)68(8)706.5
2(1)32(2)50(3)158
3(1)6(2)1011(3)2012
4(1)4:25(2)10:19(3)114
5(1)44:33:3(2)2022(3)39
栄東中2022年 A日程 1月11日入試 分析
1日目より全体的には易しいが、最初の一行題はやや難し目なのがなぜか混ざっている。
1.難し目の問題が混ざった一行題。時間をかけすぎないように注意が必要。
(1)(2)普通の計算です。確実に取りましょう。
(3)やや難。食塩水の混ぜ方から、水と食塩水の比がわかる問題。
(4)難し目。初めて見るタイプの分解。とりあえず少ない項数で試してみて規則をつかみたい。
(5)典型題。確実にとりたい。
(6)やや難し目。和からギリギリの数を絞っていく。Cがそれなりに大きくならないといけない。
(7)典型題。●と○の和を考える。
(8)珍しい形だが難しくはない。円すい台から円すいを引いた形
2.図形が複雑で情報量が少なくグラフから情報を拾わないといけない問題。
(1)図形のどこに点があるのかを求めれば簡単に計算できる。なぜグラフが折れていのかを考えてどこ点が来ているのかを見つけたい。
(2)時間から長さがでるので、台形から直角三角形を引いて求められる。
(3)なぜ一定のところがあるのか考えると、AFとDEが平行だとわかるAFDEは台形なので全体の面積を求めることができる。
3.よくあるのべと周期の問題。互いに素かどうかがポイントになる。
(1)2022個を10個おきに印をつけるのでのべ10110個進んだ時に元に戻る。
(2)偶数はすべてつかないので半分。
(3)2022と11は互いに素なのですべての数字に印がつく。2022×11進んだところを考える。すべて元に戻るわけだからゴールからたどればすぐに求められる。
4.よくある典型的な平面図形。抑えたい問題。
(1)二つの三角形は相似なのですぐに面積比を求めることができる。
(2)延長して相似をつくってもいいが、三角形COEと三角形BCOの面積比を考えるとすぐに長さの比を求められる。
(3)EFを引くと底辺比と面積比で求めることができる。
5.最後の設問にしてはかなり易しい問題。
(1)典型題。合計金額の比を金額で割ればいい。
(2)(1)より枚数の比がでるので、その3倍が3番目になる。
(3)この問題だけは難し目。2枚は必ず1円を使うので98枚で2020円をつくる。100円20枚から始めて調べていくと規則的に数字が変化するので求められる。
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