受験算数を攻略する

2019年 専修大学松戸 入試

解答速報(仮)

大設問1 (1)7/9(2)2/3(3)7/6(4)6057

大設問2 (1)150(2)105(3)6(4)24(5)40

大設問3 (1)18個(2)12個

大設問4 (1)20km(2)25km(3)7時間56分

大設問5 (1)72m(2)32人

大設問6 (1)カ(2)657

大設問7 (1)18(2)55

※間違いあると思います。怪しかったらコメントいただきたいです。

専修大学松戸中学(千葉)を解いた印象をお伝えします。この学校については解説も作りたいなと考えています。そのうち載せます。

千葉の学校は前受けとしても人気ですが、その中でもかなり人気のある学校で毎年3000人の受験生が受験します。

1、設問毎の予想難易度

A必須問題(簡単で差がつかない)

B合否を分ける問題(学習の中心)

C差をつける問題(ミスを取り返す)

D難しくて逆に差がつかない問題

大設問1

(1)A(2)A(3)A(4)A

大設問2

(1)A(2)A(3)A(4)B(5)B

大設問3

(1)A(2)B

大設問4

(1)A(2)B(3)C

大設問5

(1)B(2)C

大設問6

(1)B(2)C

大設問7

(1)B(2)C

前半はかせいで、後半は各大設問の(1)は確実にとっていきたいところ。

2、出題単元

幅広い単元からの出題。

極端な苦手を作らないこと。

3、入試問題の分析 4項目

・典型題、典型的な手法

大設問2

(2)「平均の速さ」

(3)「日暦算」

(4)「のべの考え方」

(5)「角の定番 二等辺三角形」

大設問3 やりとり(和一定)

これらは基本パターンとして習得しておきたい

大設問6の「複数の立方体がある切断」も難しめだが経験していたら解けるタイプの出題。

・ミスのしやすさ

大設問3 のように個数が変化するやりとりの問題は前なのか後なのか、だれを求めるのか必ず確認すること。

大設問4(3) は体重が変わっていることに注意する。また「ただし」のあとの条件は見逃さない。

大設問6 (2)Dを含むので左と右で形が異なる。思い込みだけで計算しないように注意。

・見直しのポイント

大設問1 (4)四角に数字をいれて確かめましょう。

大設問2(5)角度をいれてみて他の角度が条件に合っているか確かめましょう。

大設問3 具体的な数字を入れて確認しましょう。

大設問7 トーナメントを書いてみれば確認できます。

・応用問題を解くためのポイント

大設問4 線分図であらわしてみましょう。条件整理ができるかがポイントです。

大設問5 「わかるところから求めましょう」。まずは6月を5月と比較して求めることです。さらに7月と5月を比較すれば(2)にも求めることができます。

大設問7 「例を参考にする」

11チームの場合は1回戦は6チームでした。

その数字がどうやって導かれるか考えて(1)(2)にあてはめましょう。

4、入試問題批評

単元的に幅広いだけでなく、知識技術問題と読み取りが必要な初見の問題のバランスもよく前受けとしてもかなりいい問題。2019を使った計算も今年たくさん出題されています。

個人的に気になったのは大設問7のトーナメントです。例を上手く使えば解くことができますが、珍しい出題で初見の問題だったことでしょう。

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