こんにちは。TANUKIです。
今回は入試にいくつかあるパターンのうちの一つ、従属問題についての記事です。
従属問題とは、一つの大きな設問に( )がたくさんついていて、それらがつながっている設問のことを言います。
入試問題の傾向を見るときに注意するのが難易度と時間かなと思いますが、従属問題が多いのかどうか というのも大事な視点です。
従属問題が多い学校の問題は、実際の難易度より簡単に感じます。前の問題がヒントになっている感覚を掴めば次々と進めていくことができるでしょう。
逆に、従属問題には怖さもあります。(1)を間違えてしまった場合、同じ設問の問題をすべて落とすことになります。同じくらいの能力の子でも(1)をミスしたて間違え子と、すべて正解した子は大きな差が生まれます。各大設問の序盤のミスは許されません。
普段の模擬試験でも(1)~(3)くらいまである大設問の問題はよくあるでしょう。そのときに(1)だけは慎重に取り組んで確実に正解する。 悩む問題があったときは一つ前の小設問を利用することを考えてみる練習をする。この二点を心がけてみましょう。そしてテスト直しをするときにこの二点を守れたかという視点を持ってもう一度確認してみましょう。
普段のテストから狙いを持って取り組める子が最後に合格出来る子です。