百分率とは
%(パーセント)のことです。全体を100としたときにいくつか
『何倍か』、もっと簡単にいうと『いくつ分か、何個分か』を表したものです。
オレンジジュースの果汁を見てみてください。果汁10%と書いてあったとします。
全体が100個分だとすると10個分が果汁です。
もしオレンジジュースが1000mlなら、
100%(100個分)が1000mlなので、1%(1個分)は10mlになります。
果汁は10%(10個分)なので100mlというわけです。
割り算やかけ算の基本的な文章題がわかっていれば割合は難しくありません。
百分率の問題 解説
(1)700の65%はいくつですか。
(2)ある数の40%は200です。ある数はいくつですか。
(3)800の何%が440ですか。
(1)700が100%なので1%は7になる。65%はこれが65個分。
7×65=455
(2)40%が200なので1%は5になる。
100%は500
(3)800が100%なので1%が8になる。
440は8が55個分なので55%
小数計算が入ってくるともっと複雑な計算になるが基本はすべてこれだけです。
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1個分がいくつか
を考えることがわかってしまえば百分率は簡単です。
少しの練習で上達します。
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百分率が感覚的に理解できる本
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百分率とほかの単元との関連
百分率を使う単元といえば中学受験必須テーマ『濃度』『売買』があります。
さらに小学生の算数や中学校の数学でも『比』という単元は割合と直結する内容です。
変わったところだとおうぎ形の面積も百分率の考え方と同じです。
様々な単元とつながっていく百分率、その基本を早い段階で習得しましょう。
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百分率も割合の一種です。百分率をマスターしたら進んでみてください。